タイトル「バレンタインのプレゼント」【第27話】
公式あらすじ:「プーさんと仲間たちはバレンタインデーを中止しようと決める。」
プーさんの世界のバレンタインデーって何をするんだろう?
そもそも女性キャラはカンガしかいないわけだけど、性別は気にせず
チョコレートやプレゼントを贈り合うハートフルストーリーかな?
視聴後の評価・見どころ
総合視聴おすすめ度 | 6 |
子供向けおすすめ度 | 4 |
笑える度 | 6 |
感動度 | 4 |
恐怖度 | 0 |
見どころ | 女優カンガ |
名言 | 我慢できないんだ。みんなに好きだってこと伝えたくて |
先に見るべき関連性のあるエピソード | ― |
後に見るべき関連性のあるエピソード | ― |
ネタばれ&つっこみ
早朝からラビットの家に集められた、100エーカーの森の面々(カンガ親子もゴーファーもいます)
一体何の集まりかわかっていないみんなに、議長のラビットが険しい顔で話を切り出します。
「例の季節がまたやってきました」
「あぁー大変だ!もう例の季節がやってきたの?!
…ところで例の季節っていったい何の季節?」
「バレンタインデーだよ!」
忘れてしまったなら思い出させてやろう、とラビットが部屋の戸棚を開けると、
中から大量のバレンタインカードが出てきて雪崩が起きます「とにかく去年はカードが多すぎた。
100千億枚(ひゃくせんおくまい)もカードをもらっても一人には多すぎる」
そうなった原因は、カードを贈るとお返しに3枚贈り返して来るプーだという。
100エーカーの森のメンバー内で不幸の手紙的なことをしているようです。
「うちにはカードの山が40だ」「うちには少なくとも20万枚は来たぞ」
「それだけか?うちには億百千兆プラス1枚だぜ」
もうみんな誇張しすぎて嘘ついている感がすごいですが、戸棚のカードの雪崩をみるに、あながち嘘ではないかもしれないのが怖いです。
「話が終わったらもっと大事なこと話し合おうよ バレンタインのカードとか」
みんながこれだけ言ってもプーはカードを贈る気満々のようです。まったく反省していません。「ウフフ 我慢できないんだ。みんなに好きだってこと伝えたくて」
こうなったらバレンタインを取りやめにする以外ない。
どんな小さなものであれプレゼントのやり取りは禁止! と、ラビットが宣言して解散。
プーが家で洗い物をしていると…ノックの音が聞こえ「おや、だれか来たのかな」
玄関を開けると、「Happy Valentinz」のメッセージカードと共に、
リボンがかけられたはちみつの壺が置いてあります。「僕にバレンタインのプレゼントか!誰かが約束を破ったんだな
きっと親友のピグレットがくれたんだな。お返しに素敵なものをプレゼントしなくちゃ」
ピグレットの家に行き、問い詰めるプー
自分はやっていないというピグレットに、お返しだよと、さっき貰ったはちみつの壺
(来る途中に半分食べかけ)を無理やり渡して帰るプー。
帰り道、プーはカードを送ってきた真犯人を探そうと決心します。
え、ピグレットはシロだと思ってるのにお返しを押し付けてきたの?
ピグレットはラビットにばれないようにプーにお返しをしようと決意します。
無限ループが早速始まってしまいました
森の中で郵便ポストの着ぐるみを着て待ち伏せするプー。そこに通りかかったカンガ親子「ママー あれプーじゃない?」
「まぁルー だめよ せっかく郵便箱のフリをしているんだもの 騙されてあげるのが礼儀というものよ」
「内緒でバレンタインのカードを送りたい人専用でーす」
とアピールするもカンガ親子は笑いをこらえつつ「目を合わせちゃだめよ」という感じでスルーします。
落ち込むプー。見かねたカンガ親子は「郵便箱さん可哀そうだよ ママ」
「カードを一枚出してあげたら喜ぶかもね。でもラビットには内緒よ」
ホールケーキを抱えて急ぎ足のピグレットに、じゃれて飛び掛かるティガー。
吹っ飛んで宙を舞うケーキは、自宅の軒先でくつろぐオウルの頭を直撃。
ケーキには「ピグレットより」の文字が。贈り物だと思ったオウルはピグレットにお返しを決意。
上から降ってきた同ケーキが今度はティガーの頭を直撃すると、ケーキについていた羽を見て、
ティガーはオウルからの贈り物だと思います。
ラビットの家にて、ノックの音に玄関を開けると、バレンタインカードを添えたニンジンが一本…
ラビットは迷うことなくプーの仕業と決めつけます。
場面は戻って、森の中でポストに化けたプー(まだやってたの…)
ゴーファーもオウルも箱いっぱいのカードをポストに投函しています。
そこにラビットが現れ、これはどういうことかと問い詰めます。
再びラビットの家でバレンタイン会議が開催されています
最初に約束を破ったのは当然プーではなく、じゃだれが犯人?と一同ざわめきます
プーが気づきます。
「きっと僕たちの約束を知らない人だ。クリストファーロビンとか」
なるほど、と納得する一同
みんなでロビンにカードを贈ろうとしますが、去年使った中で、プーが大事に保管しておいた
お気に入りのカードに描かれている「求愛する男女のイラスト」をみんなでお芝居としてやってみてはどうかと、ピグレットが提案します
監督 :ラビット
女優 :カンガ
男優 :ティガー
花束を渡してキスをしろ、という監督の演技指導にティガーは抵抗します「キスだけは勘弁して。キスだけは。お腹のポケットを撫でるだけじゃダメぇ?」
有袋類相手には、逆にそっちの方が官能的な気がします
ティガーは男優を早々にクビにされます。替わりは… プーになります
その他、
・ピグレットはキューピッド役
・ティガーは特殊効果担当に変更
・ルーとゴーファーは音楽担当
ラビットがロビンを連れてきて、観客席に座らせると劇の開演です
「ラビットプロダクション作品、演出、脚本、オリジナルのアイデア、原案全てラビット、
出演はほかのみんな、それと、音楽の作曲もラビットです」
やはり仕切りたがり・目立ちたがりのラビットですね
演出でロープにより宙につられたキューピッド役のピグレットがうまく動けず、
舞台上を行ったり来たりしているうちに巨大扇風機にぶつかり、強風が舞台上に吹き荒れます。
キャストが全員舞台から吹き飛ばされたところで、監督から特殊効果担当のティガーに終演の指示が出ます。
ティガーは「まかせとけ!」とダイナマイトで爆破
「こんな面白いコメディー初めてだよ。今までで最高の贈り物だったよ」と笑うロビン
お返しに、これは僕からみんなに と全員にカードを配ります
帰り道、
「ねえプー、僕気になるんだけどロビンは今朝、もう贈り物をくれたのになんでまたカードをくれたんだろう?」
「ロビンはきっと忘れちゃったんだよ。いつもなら僕が忘れるのに」と気にしないプー
?? 結局最初にカードを渡したのは… 誰だったんでしょう??
感想その他
- イベントとしてのバレンタイン
そもそもチョコレートを贈るような日本式のバレンタインイベントは描かれませんでしたね
新プーは世界観がイギリス→アメリカナイズされていますが、バレンタインの様式が
「カードを贈り合う」というイギリス式でストーリーが作られていることに原作への敬意を感じます - はちみつの壺を洗って紐に吊るして干しているプー
普段、食べ散らかした壺を山積みにしている描写が多いので、
プーにしては珍しく生活感のあるシーンな気がします。 - プーの鼻歌
同じく、洗い物をしているシーンでプーが歌っている鼻歌、
「どぅーんどぅどぅんどぅん どぅーんどぅどぅんどぅん」と歌詞こそ出ませんが、
曲は初代プーで歌っている「おなかグーグー」
やはり新プーも初代プーと同じ世界線だ! - ティガーのガヤ
ラビットの家で2回開催されたバレンタイン会議、どちらも冒頭でみんなが
「こんな朝っぱらから一体何の用?」とか「僕はプーにプレゼントしようとしたのに」等と
ざわざわしている声の中で、ティガーだけ2回とも「俺、舌で鼻の頭を触れるんだぜ」と関係ない話をしてますね - 女優カンガ
ヒロイン役でフリフリの婦人服衣装を着たカンガ、まつげも長くて上品な感じがとってもかわいい!昔のアニメ「名探偵ホームズ」のヒロイン、ハドスン夫人みたいな感じがするんですよね。
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